こんにちは!
今日は、元グーグル副社長の村上憲郎さんの、
『村上式シンプル英語勉強法』
についてレビューしていくよ!
著者の村上憲郎さんのプロフィール
1947年大分県佐伯市生まれ。70年京都大工学部卒。日立電子、日本ディジタル・イクイップメントをへて、米インフォミックス、ノーザンテレコムの日本法人社長などを歴任。
2003年から08年までグーグル米本社副社長兼日本法人社長、11年まで名誉会長を務める。
『村上式シンプル英語勉強法』の要約
Prologue
村上憲郎さんは帰国子女でもなければ、海外留学の経験もなく、英語の勉強を本気ではじめたのは、外資系の会社に転職した31歳のときである。
村上式では英語を勉強するときに「読む」「単語を覚える」「聴く」「書く」「話す」という5つの側面からアプローチする。出来れば、この5つをすべて同時に、一気呵成にやったほうが、結果的には効率がいい。
Chapter 1 英語を読む
「英語を読む」とは「英語を、英語のまま、内容を英語で読む」ということ。この本で掲げる目標はズバリ、「日本語と同じように英語で読めるようになる」こと、500ワード/分で読むことである。
その域に到達するには、単語にして300万語、小説にして約30冊分、ノンフィクションなら約15冊分を読む必要がある。
英文の読み方のポイントは2つで、1つは、パラグラフの先頭から読み始めたら、絶対に後ろへ戻らないこと。2つめは、パラグラフの途中で呼吸をしないことである。潜水泳法で英語のプールを泳ぐイメージ。
英語を読むときは、ひたすら読むだけに集中する。単語は単語で別に覚えると割り切ってしまって、辞書を調べながらゆっくり読むようなことはしない。
Chapter 2 単語を覚える
英語はつまるところ単語力である。だから、ともかく英単語をたくさん覚える。どれだけ多くの単語を知っているか。これが重要。
村上式の勉強法で覚える英単語の目標は1万語。
村上式の単語の覚え方の極意は「ひたすら眺める」である。毎日1万語、全部を見る。
お昼休みや細切れ時間を利用して、とにかく見る習慣をつける。「見るだけ」と思えば、意外とできるはずである。
Chapter 3 英語を聴く
英語を聴く力、リスニング力は”耳の筋力”である。英語を聴き取れるように耳を鍛える。
ネイティブが話す普通のスピードの英語を、トータルして1000時間聴けば、誰でも英語を聴き取れるようになる。ポイントは、毎日1時間聴くこと。聴くときはテキストを見ない。
Chapter 4 英語を書く
日本人には英作文は出来ないので、”英借文”をするべき。つまり、ネイティブの書いた文章をもとに、自分なりにアレンジをする。そのために、コピー元になる英語の文章を手持ちを増やすことが大切。
Chapter 5 英語を話す
日常の英会話では、「あいさつ」「依頼する」「質問する」「意思を伝える」「相手の意向を聞く」、この5項目以外の必要に遭遇することはほとんどない。そのため、
①Could you please~
②Can I~
③I’d like to~
④I will~
⑤Woud you like to~
⑥Shall I~
といった表現を身につけておく。
また、外国人と話す話題については、自分自身に関する100の文章を、英語で前もって作って丸暗記しておく。仕事、家族、友人、趣味、スポーツ、出身地、好きな食べ物など。これで2時間は会話がもつ。
英語が苦手という人は中学英語教科書の音読を
中学英語の1年、2年、3年の教科書とCDを手に入れ、毎日1時間、そのCDを聞きながら同時に、そのネイティブ・スピーカーの読み上げと声を揃えて、教科書を音読する。
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